遊宝洞

ボードゲーム ゲーム紹介「世界の七不思議」

2015年1月23日
 皆様は「世界の7不思議」という言葉を耳にしたことはありますでしょうか?
 ギザのピラミッド、ロードスの巨人像、アレクサンドリアの灯台、エフィソスのアルテミス神殿、バビロンの空中庭園、オリンピアのゼウス像、ハリカルナッソスのマウソロス霊廟の7つを指すのですが、私はつい最近までオカルトな建造物のことを指すと思っていたので、バビロンの空中庭園は当然魔力で浮いていたのだろうし、ロードスの巨人像は大魔神の如く歩いたり怒ったり顔が変わったりするに違いないと確信していました。

 実際には「wonders」を「不思議」と翻訳してしまったのが原因なわけで、素晴らしい建設技術ではあっても人類の域を超越した技術が用いられているわけではありません。

 実際に建設された時代などもずれているので、同時代で競い合うようなことはないわけですが、このゲームでは隣接した文明と戦争を開始したりします。
 その辺りの理屈はすっ飛ばされているあたりは「不思議」そのものですが、そこはゲームなので。
←パッケージがこちら。
 歴史の重み、雄大さを感じさせます。
 「世界の七不思議(7wonders)」はプレイヤーが上記のいずれかの文明の担い手となり、より優れた発展を目指すゲーム。
 軍事力に特化し隣国を圧倒していったり、壮大な建物を建築したり、はたまた学術を極め、技術大国として世界に名を轟かせるなど、発展のスタイルは様々なものがあります。
←下にあるのが文明ボード。
 プレイヤーは建築物カードを獲得し、自分の文明を発展させていきます。
←建物はそれぞれの色で役割が分かれています。
 茶色は資源、赤は軍事力、黄色は貨幣、青は勝利点を生み出します
←カードの左上がコスト。
 コストが高いほど得られる恩恵が大きくなりますが、その分建造が大変です。
 まずは茶色の資源を出す建物を獲得し、資源を充実させてより難易度の高い建物を建てて行く…という流れになります。

 また、各カードの束は「世代」ごとに分かれており、後半になるほど建設に必要なコストが多く、強力な発展が望めます。
←世界の七不思議では三つの「世代」にわかれています。
 後ろの世代に行くほど凄い建物が建てられるようになります。
 プレイヤーはこれらのカードを「ドラフト」形式で集めていきます。
 弊社のゲーム「妖精奇譚」でも採用されている選別方式で、  @各プレイヤーに同じ「世代」の7枚のカードを配る。
 A各プレイヤーはそこから1枚を選んで抜き出す。
 B選んだカードを、コストを払って建造し、選ばなかったカードを隣のプレイヤーにすべて渡す。
 C隣から渡されたカードの中から1枚を選んで抜き出す。
 ※最後の2枚になるまでB〜Cを繰り返し、選ばれなかった最後の1枚は捨て札となる。

 という形で進行します。

世代が3つあるので、これを3セット行うわけですね。

 更に、このゲームでは世代を超えた建設コンボが存在します。
 第1世代に建てた○○があると、第2世代の対応した△△をコスト無しで建設できる、ということができます。
←左が第一世代のカード、右が第二世代のカードです。

 左のカード(前の世代のカード)の右下の部分にコンボ対応カード(後の世代のカード)の名前が書いてあります。

 同様に、右のカード(後の世代のカード)の左上の部分にもコンボ対応カード(前の世代のカード)の名前が書いてあります。

 ここを見れば、どのカードがコンボに対応しているか確認できます。
 資源を使わずに発展することができるこのコンボを駆使することが勝利への近道なのですが、隣のプレイヤーと集めるカードが被ってしまうと、かえって高くついてしまいます。
 どの方向で発展していくのが最も得点を伸ばせるのかをしっかりと見極めなければ、第三のプレイヤーの「漁夫の利」を許すことになります。

 また、どの文明を手にしているかも重要な指針のひとつ。
 コストを支払って、文明そのものを発展させることでも大きく展開が変わっていきます。
←ボードはそれぞれの文明を表しています。
 プレイヤーは建物を建てる時、建物を建てる代わりに発展コストを払いカードをボードの下にそのカードを差し込む事で、文明を「発展」させる事ができます。
 文明を発展させると、様々な恩恵が得られます。

 例えば、この「バビロン」のボードは、1回目の発展で3点の勝利点を、2回目の発展で文明点を、3回目の発展で7点の勝利点を得られます。
 勝負の決め手となる最終的な得点は

 @世代と世代の間に行われる戦争による得点(赤色のカード)
 A稼いだ金貨による得点(主に黄色のカード)
 B建造物から発生している勝利点(主に青色のカード)
 C第3世代のみの特殊建造物「ギルド」による得点(紫色のカード)
 D学術研究による得点(緑色のカード)
 E文明の発展による得点(ボード)

 の合計点で競われますので、平均的に色々なカードを取るもよし、一点特化して高得点を狙うのも手と言えるでしょう。


 自分がどの文明を担うか、どんなカードが配られるか、隣の文明が何を得意としているのか。
 プレイの度に条件が変化し、常に新鮮なゲームが楽しめるのが特徴のこのゲーム。
 7人集まるかははなはだ疑問ですが、早速歴史的な文明建築にチャレンジしてみたいと思います。


(次回に続く)

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