遊宝洞

ボードゲーム リプレイ「アンドールの伝説」(後編)

2014年9月30日
 〜前回までのあらすじ〜


 1人の力では絶妙に倒せないバランスに調整されたモンスターを相手に団結することを学んだ、クラム以外の勇者達。
 ゴルを一掃した彼らの前に、より強力なモンスター「スクラル」が立ちはだかる。


ソーン「ゴルよりもかなり強力な戦闘力(ゴルが2に対し、スクラルは6)を持っているようだ。油断は禁物だぞ」

チャダ
「でも、所詮は1匹。こっちには大金を持たせたクラムがいるんだもの、いけるんじゃないかしら?」

リファルドス「ならまずは鉱山に行ってもらうか。ザコは任せておけ」

クラム「ふむふむ。ワシの手持ちは5ゴールド……山の連中への土産としてはそこそこじゃな」


 早速スクラルに攻撃できる位置にいたクラムだが、まずは武器を鍛えることを選択。強力なバトルアックスを手に入れ、盤石の攻撃体勢を整えた。


リファルドス「スゲェな、俺もあんな立派な武器を手にしてみたいもんだぜ」

チャダ「リファルドス、見惚れてないで。城近くのゴルを共同でやるわよ?」

リファルドス「あ、は、はい……」
←近隣の敵は掃討されました。
 勇者達の統率は半ば強引にまとめ上げられ、脅威を打ち払っていく。
 謎のカリスマ性で団結した勇者達ならば残りの敵を打ち倒すことも容易かと思われたが、ここで城からの伝令が駆けつける。
 王国の同盟たる<歌う樹>の守り人達に危険を知らせる書状を届けねばならない、というのだ。
 マップ上にある文書を回収し、遠く離れた森の拠点に届けねばならない。
 どんなに急いでもその道のりに2日は掛かる。
←この文章を届けなければならない。
チャダ「指令内容は理解したわ。でも、こういう指令が下る時って……」

 チャダの嫌な予感は的中した。行く手を阻むように3体のゴルと2体のスクラルが立ちはだかったのだ。
←再度の敵の増援!
ソーン「やはりただでは通してくれないか」

リファルドス「しかも書状を抱えた奴はモンスターに近づかれただけでアウトみたいだな」


 そう、書状を持った勇者は交戦を行うと書状を失い、任務失敗となってしまう。よって、戦える人数に不利が発生するのだ。


クラム「それだけじゃないぞ。城周りも放っておけば蹂躙されておしまいじゃ」

チャダ「そうね。皆、私の指示に従って、速やかに敵を排除するのよ」

リファルドス、クラム、ソーン「は、はい! 分かり
ました!」


 最後の指令を受け、いよいよ正体を隠さなくなったチャダを中心に、勇者達は対策を協議した。
 結果、最も近いゴルをソーンが撃退、攻撃力が最も低いイファルドスが文書の運搬を担当。クラムはゴールへの道をこじ開けるため、鉱山付近で待機する。


チャダ「さて、私も武器を鍛えてリファルドスの邪魔になっているゴルを倒すわ。後は時間を掛けずに目的を達さないと」

 安全だけを考えれば、片っ端からモンスターを倒したいところなのだが、それをしてしまうと時間が掛かり過ぎ、任務は失敗となってしまう。
 どのモンスターを撃破するのかは次の日の移動結果までを考えて行わねばならないのだ。
←さあ、どれから倒そう?
 小銭を使ってモンスターの移動位置を確認する勇者達。
チャダ「確認するけど、モンスターのいる位置に文書を持った人間が入るとアウトなのよね」

リファルドス「ああ、そのはずだ」

チャダ「それなら射手の私が文書を持てばリファルドスも戦闘に参加できるでしょ。まずは全力疾走で私に文書を届けて!」

リファルドス「は、はい! 分かりました〜!」
←イファルドスは1日掛けて魂のリレー。
チャダ「次はクラムよ。鉱山前に来るスクラルだけは倒さないと目的地にはたどり着けないわ。私が援護するから、しっかりダメージを稼いで頂戴」

クラム「ふふ、武器を鍛えてから振るう機会に恵まれなかったからのぅ。任せておけ」

ソーン「チャダよ、私はどう動く?」

チャダ「……そうねぇ。スクラルを倒したら……あ、私の足で届けられるわ。好きにしてていいわよ」

ソーン「……りょ、了解した」


 追いつめられながらも勇者達の結束の力は魔物の脅威を退けた。
 不必要に強化されたクラムの斧は、強力なスクラルをものともせずに撃破。
 チャダの手によって書状は<歌う樹>に届けられ、勇者達は任務を全うした。アンドールに束の間の平穏が訪れたのだ。
←全ての任務達成!お疲れ様でした。
リファルドス「最後は誰かさんの独壇場だったな」

クラム「ワシもすっかりキャラを食われた気分じゃわい」

チャダ「あら? 誰のことを言っているのかしら?」

ソーン「しかし、心強い指揮だったよ……次は、もう少し控えめに頼むよ」

リファルドス「いずれにせよ、こんなぬるい冒険じゃスリルがないぜ。次の任務も請け負いたいもんだな」

チャダ「そうね、私も伝説2をプレイしたいわ」


天の声「え、もう一回これやりたい?」



クラムとソーンもこの提案に同意する。


天の声「まぁ、そんなに熱望するなら仕方がないですね。では、延長戦に参りましょう!」



 というわけで、まとめて書き起こす私としてはものすげー大変になりますが、「アンドールの伝説」は伝説2も取り上げていきます!

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