遊宝洞

ボードゲーム ゲーム紹介「キャメルアップ」

2014年10月10日
 日本で暮らしている自分にはまったく想像がつかないお話ですが、豊かな石油産出国では税金とかは石油で賄えちゃうので一切免除、みたいなところがあるとか。
 消費税が数%上昇するだけで家計の見直しを迫られる自分とは、文字通り世界が違うのだと思います。
 今回はそんな貴族たちだけに許された貴族の遊びをテーマにしたゲームをご紹介。
←パッケージ画像がこちら。
 これは他言語版ですが、完全日本語版がホビージャパン様より発売されております。
 砂漠を行く「ラクダレース」を題材にしたこのゲームは、競馬感覚でどの馬……もといラクダが勝つかを予想するゲーム。
 何よりも特徴的なのは後ろから追いついたラクダは他のラクダの上に乗っかってしまうという点。
←黄色のラクダが後ろから来て、オレンジのラクダの居るマスに止まると、こんな感じで積み重なります。
 この状態で下のラクダが動いたらそのまま上のラクダも積み上がったまま動きます。
 しかも順位的には上に乗っているラクダの方が優先。積み上がったラクダがゴールすると、1番上のラクダが1位になります。
 十二支の先頭がネズミなのは海外でも異論がないようです。

 それぞれのラクダは対応した色のダイスが振られた時に出目の数だけ進みます。
 ですが、上記のマウンティングルールの関係で先に動くのと後から動くのとでレース展開が激変するため、次にどのダイスが振られるかわからない状態で振られなければいけません。
 そこで、

このゲームではダイスをピラミッドの中にぶち込んでかき回し、逆さにしたピラミッドからダイスを1個ずつ取り出します。

文章で書くと何が何だかサッパリですね。要はこういう
 
←ピラミッド型の箱にダイスを入れ、
←逆さにして、このスライダーを押して
←持ち上げると、こんな感じでうまい具合に1つだけダイスが出てきます。
 レースゲームやダイスを振るゲームは数あれど、今までのゲームにはないギミックを取り入れているので、熟練ゲーマーでもこのピラミッドでダイスを振ってみたくなること間違いなしです。


 プレイヤーはこのルールで行われるレースで賭けを行い、終了時点で最も多くのお金を稼いだプレイヤーが勝利、となります。

 自分の番が回ってきた時にプレイヤーができる行動は以下の4つ。

 1、レグ投票タイルを1枚取る。
 ダイスが5つ振られるまでを1つのレグ(区間)とし、途中経過1位の区間賞がどのラクダかを賭けることができます。
 早く予想して当てるほど貰える額が大きくなりますが、3位以下だと罰金を払います。

 2、自分の砂漠タイルを置く。
 プレイヤーはそれぞれ1つずつ「砂漠タイル」という特殊タイルを持っており、それをコース上に配置できます。
 ラクダを加速させる「オアシス」と、後退させる「蜃気楼」があります。
レースに影響を与えるほか、このタイルが踏まれるとボーナス金が貰えます。

 3、ピラミッドタイルを取り、ダイスを振ってラクダを移動させる。
 先述のピラミッドでラクダを動かします。無難に1金を稼げる“お仕事”です。

 4、レース全体の1位または最下位を予想し、自分の投票カードを投票する。
 ゲーム終了時の順位を予想し、勝ちラクダ(または最下位ラクダ)に投票します。
こちらも早く投票するほど当てた時の見返りが大きいのですが、外すと罰金です。


 この4つのうち、1つの行動を選んでレースを展開していきます。
 1つのレグ(区間)はピラミッドに入った5色のダイスがすべてピラミッドから出てくるまで、で区切られるので「3」のラクダ移動が行われる度にレース展開が読めるようになってきます。
 自分の予想が当たる方が大きくお金を稼げるので、自分のターンで行う行動で「どうすれば一番儲けられるのか」を考えて行動し、誰かが振ったダイスの結果で事態が急変してしまうあたりを楽しむのがこのゲームの醍醐味と言えるでしょう。



 2〜8人と、どんな規模の集まりでもプレイできるのも魅力的な本作。
 「仕事が忙しいから、皆遊ぶことができないよね」と思いながら募集をかけたら、なんだかんだで8人集まりました(皆ゲーム大好きだな、ホントに)

 次回は8人プレイのレポートをお届けします!


(次回に続く)

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