遊宝洞

ボードゲーム リプレイ「ディクシット」(後編)

2014年12月16日
前回までのあらすじ》


 「ディクシット」を4人でプレイする面々。意外と奇をてらった回答は少なく、点差が大きく開くことはなく、後半へと差し掛かる。
 いっつもビリ争いに巻き込まれる記録係の筆者は一人忸怩たる思いで戦況を眺めるのであった……。

 まぁ、感性ひん曲がった私がどう思ったところで何がどうなる訳でもないのですが、そんなこんなで後半戦。

N羽女史のお題は「なかなかいいじゃん!」
←なかなかよさそうなのはどれでしょう?
N羽女史「なんか気持ち悪いカードが混ざってますね」

M尾主任「同時にお題に沿ってないようなカードがあるような……」

フードファイターK島「俺、今回騙す気ないですし」

広木社長「使いにくい絵柄ってあるからな〜、それも正解だけど、それをN羽さんの手番でやるか」

正解は「1」で全員が正解。K島さんが選択肢の1つを潰した結果、N羽さんは得点源を失いました。
これも戦術の1つと言えるのでしょうが、果たしてケンカ売った相手が正しかったのでしょうか?

続いてM尾主任のお題は「誰?」
←誰?

 これは全員が思わず歓声をあげるほどの難易度。
 どれも正解であるし、どれも間違いとも言える、ある意味理想的なお題と絵札が揃ったかもしれません。
 
 この難問の正解は「1」。K島さんだけが正解し、一歩抜け出します。

 この勢いを受けて、自身のお題で独走したいK島さん。
 お題「好奇心」で勝負に出ます。

フードファイターK島「このお題なら皆いろいろなカードが使えるでしょう」  

しかし…
←どの札も好奇心に溢れてます。

 ちょっとした仏心が疼いたのでしょうか? 皆が使えるカードが多い=他の人が得点をする機会を徒に広げかねないという点がN羽さんの追撃を許します。

 このお題の正解は「1」ながら、M尾さんと広木社長はN羽さんの出した2番を指定。
本人のN羽さんは正解を引き当て、見事最大得点でK島さんに迫ります。

フードファイターK島「これは……自分でも2番を選びますね……」

 やはりここにケンカを吹っ掛けるのはよくない結果をもたらすことになったようです。

 K島さんの風向きが変わった直後に追い打ちをかけるのがトリックスター、我らが広木社長


広木社長「次のお題は……『スイーツランドの大冒険』で!」  
←お題は別に悪くないのですが…

 ……このお題、スイーツが絵柄にない時点で選択肢から外れちゃうじゃないですか!
 かろうじてスイーツと言えるモノが描かれているのは2枚……なおかつ大冒険となると……やっぱりバレバレじゃないですか!
 あっさり正解の「2」を当てられ、広木社長は優勝戦線から一歩後退します。

広木社長「え〜、皆もっとスイーツっぽい絵を出そうよ」

 だから、スイーツの手札がなかったんですって、皆!

 続くN羽さんの手番でも広木社長の爆発する感性は止まりません。
 お題は「ぎゅうぎゅう」。
←ぎゅうぎゅうしてますね。

 で、正解はいかにも「ぎゅうぎゅう」らしさが出ている「3」なのですが、広木さんは自身が出した4番のカードに関して、

広木社長「これ、足場がぎゅうぎゅうだと思って、出したんだけど本当は『温泉コンパニオン』ってお題で出そうと思ったんだよね」

M尾主任「? 『温泉コンパニオン』?」

フードファイターK島「ちょっと待ってくださいね、もう一回カードを見せてください」

←では、拡大して見てみましょう。

 ……もう広木さんの感性にはついていけないっすわ。
正直レベルが違いすぎます。

こんな感じで場を荒らしまくる広木社長。
その後の2手番で得点の前後はあったものの、勝負を決めたのは広木社長のお題。

広木社長「じゃあ今回は『朝飯前の大冒険』で」

 また大冒険かよ!

←さて、広木社長の考える「朝飯前の大冒険」とは…

フードファイターK島「(これまでの流れを踏まえて)広木社長のカードですよね」

N羽女史「これは当たっている自信ありますよ」 

 傍観者の私には分かりませんでしたが、これまで広木社長の毒気に当てられた皆さんはこれを解読できる術を手に入れていたようです。

 結果は「4」の正解を見事に当てたN羽女史がトップでゴール。  
←N羽女史が一人抜け出してトップでゴール!

とはいえ、今回は最後までもつれた結果となりました。


 瞬間的な閃きとセンス次第で、場の盛り上がり方が変わるゲームなので、カードやメンバーを変えてやってみるとまったく違った展開になるのが特徴のこのゲーム。

 社長のようなぶっ飛んだ人ばかりだともはや収集がつかなくなりますが、ゲーム慣れしてない人でも気軽に参加でき、繰り返し遊べるのは非常に良い点です。
 勝敗にこだわらず、お互いが「アイツ何考えてるのか分からねぇ」と盛り上がるのがこのゲームの正しい楽しみ方かもしれませんね。

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