遊宝洞

ボードゲーム リプレイ「花火」(前編)

2014年8月29日
 ここ最近は涼しい日も続き夏の暑さも峠を越しましたが、今回はそんなことは気にせず前回ご紹介した夏真っ盛りの「花火」を実際に遊宝洞メンバーでプレイした様子をお届けします。

 今回参加するメンバーはこの5人(手番順、敬称略)。
 
 ・N羽女史……社内の紅一点(執筆時現在)。当初はそれほどゲームに精通していなかったが、今では立派なボードゲーマー。

 ・書記M川……執筆する私。今回録音したテープを聞いて、自分の喋り方が存外に気持ち悪いことに絶望する。

 ・M尾主任……今回の最年長。実はデジタルゲームの方が得意。

 ・N尾シェフ……ボードゲームに精通しつつ、調理師免許を持つ万能戦士。

 ・フードファイターK島……お昼の直後におやつを食べ、まもなく夕飯を食べるという不思議な胃袋を持つ闘士。

何にも考えずに人員募集したらイニシャルが被り過ぎたのでニックネーム的なものを追加してお届けします。
 なんか不名誉な物が混じっている気もしますが、そこは重要な部分でもないので、さらっと流します。

 今回は6色での打ち上げを目指すので、最高点は神話級の30点!
 果たして何点まで点数を伸ばせるでしょうか。


 初期の(M川以外の)手札はこんな感じ。
←私(M川)視点からの皆さんの手札の様子。
 当然、自分の手札の内容はわかりません。
 最も派手な色の服を着ていたN羽女史から。

N羽女史
「最初は何の情報もないので、聞いていきますね」

N羽女史の言う通り、初手は自分の情報を一切持たないので一通り「出してもいいカード」と「捨ててもいいカード」を聞いておかねばならない。

 各プレイヤーは「即出して欲しい1」と「いたずらに捨てて欲しくない5」の情報を与えあう。結果、初手で1を握っていたM尾主任N尾シェフが1手番目に得たヒントから2手番目でそれぞれ「黄色」と「白」の「1」をプレイする。
←まずは順調に1の札が場に出ました。
この間、5と2×3枚だと教えられた書記M川は大分蚊帳の外。


 そして、3週目のN羽女史の手番。
 2手番を使用して得た情報で「5」と「1」を抱えていた彼女は「1」をプレイしたいところだが、色が分からない。


N羽女史フードファイターK島さんはM尾主任N尾シェフの手札の状況を見た上で、前の手番の時に1と教えてくれたんですよね」


 「花火」はまず1の札を出さないと話にならないゲーム。
1と聞いたら少々乱暴に出しても成功になる序盤のこと。


N羽女史「2人が出した後でも大丈夫な1ってことですよね! 出します!」
バァン!失敗です。
 各色の花火は”数字の順番に”打ちあげていく必要がありますので、同じ数字を出してしまうとミスになります。
 もちろん、「同じ数字で同じ色」の花火は山札の中に複数枚入っております。
 N羽女史「おい!」

 見事な推理なはずだったのに、フードファイターK島との意思疎通がうまくいかなかったことにより、早々に1ミス。
 失敗ではありましたが、この意思の不統一こそがこのゲームの醍醐味。

 しかし、このミスが後々の各人の推理に微妙な影響を与えることに。

M尾主任「(1を教えられて)教えてくれたってことは、これは出していい1だよね」
N羽女「フードファイターK島さんはそのようには教えてくれませんでしたけどね 

協力ゲームなのにマッハで仲が悪くなっていくのを感じます。


 そんなこんなで場が進んでいき、段々と捨て札にもカードが溜まっていきます。

N尾シェフ「他の人が残り1枚しか残っていないカードを持っているなら、自分はカードを捨ててもまだ大丈夫ってこと。そして1とかの重要なカードを教えてもらってない俺は適当なカードを捨ててトークンを回復しますね」

N尾シェフの言う通り、残りのカード枚数をカウントしてゲームを進めるのも限られた質問の中で打ち上げを成功させるコツ。
 とは言え、推理の域を出ないので手番ごとの緊張感は最後まで変わりません。
 加えて、教える方も自分が教える情報で「推理」にどんな影響を与えるのかを考えながら教えねばなりません。

M尾主任「こう教えたら分かってくれるかなぁ?」
フードファイターK島「分かりません!」
M尾主任「え〜? じゃあ(不要な白の1を指して)これが白です」

〜1周後〜

M尾主任「さっきの情報でフードファイターK島さんはああして(捨てて)くれるはず……」
N羽女史「(これから出して欲しいという意味で教えたのか、捨てて欲しいのか)どっちの意味で捉えるかですよね
フードファイターK島「どちらにせよ今の状況は捨てるしかありませんね」
←あれ?別なカード捨ててる?
書記M川「……あそこであれ(教えた不要な白の1を捨てない)ってことはそれ(捨てて欲しい意図が伝わってない)ですよ」
M尾主任「あ〜! 俺の情報の出し方が間違ってたか〜!」

ヤバい、皆、思いの外協調性がない!


 敢えて弁護をしますと、皆さんゲーマーなので穿った見……多方面から情報を検証し、人を陥れ……相手の意図までを含めて推理するので、裏を読み過ぎることで失敗が続いてしまっている模様。

 ちなみにこの時点では
←観客「なんかこの花火大会、しょぼいね〜」

なんて声が聞こえてきそうな…
 この程度。これでは次回の花火大会の開催が危ぶまれます。

N尾シェフ「ここは神話級を諦めて、来年の花火大会の開催に繋げる成果を目指しましょう!」

 皆の心は凄く低い成果を目指して一致団結。果たしてここからの巻き返しはどこまで成功するのでしょうか?
 結果は次回に続きます。 (次回に続く)

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