遊宝洞

ボードゲーム ゲーム紹介「操り人形」

2015年3月20日
 突然ですが私は生まれてこの方「使われる側」の人間だなぁと思っています。
 自分1人の面倒を見るくらいならできますが、何人もの人を雇って大きなことを成し遂げる……というスキルもなければ、野心もイマイチ。成否はともかく、「使う側」として他の人を引っ張っていく経営者の皆様には敬意を抱いております。

 しかし、そんな私でも人を使って目的を達成していくのはとっても楽しいということを教えてくれるのが今回ご紹介する「操り人形」です。
←こちらがパッケージになります。

 「操り人形」は様々な役職の人間を使いこなしながら建物を建築し、得点を競うゲーム。
 2人から最大7人までプレイできる幅の広さとコンポーネントのコンパクトさが相まって非常に遊びやすいのも特長のひとつと言えるでしょう。
 プレイヤーは中世の街の権力者的な立ち位置。ターンが回ってくるごとに暗殺者や盗賊といった裏稼業の人間から、王様までを意のままに操って金貨を稼ぎ、自らの領地に建物を建築していきます。
 誰かが8つの建物を建築した時点でゲーム終了。勝利点を最も多く獲得したプレイヤーの勝利となります。

 人知れず自身の利益を稼いでいく皮算用をするのは面白いのですが、他のプレイヤーも全く同じことを考えているので、そこかしこで生き馬の目を抜く争いが起こります。
 いかにして相手の思惑を外し、時に漁夫の利を得ることで相手を出し抜くかが問われるところ。

 そんなプレイヤーの手足となって動くのはこの8人のキャラクター。
 各手番に1人を選び、左上の行動順で行動を解決していきます。
←一人目は「暗殺者」。

 最も早く行動できる「暗殺者」はキャラクターを宣言することでそのキャラの能力と選んだプレイヤーの行動を禁止します。

←二人目は「盗賊」。

 建物を建てるには金貨が必須。指定したキャラを選んだプレイヤーの金貨をすべて奪うことができます。

←三人目は「奇術師」。
 自分の手札の建物カードを交換できます。自分の手札の建物の価値を高めるほか、他人に価値の低い建物を押し付けて計画を阻害することも可能です。
←四人目は「王様」。
 金貨を獲得する時に追加の金貨を獲得できる他は特に何もできませんが、次の手番、最初にキャラクターを選ぶことができます。次にどうしても使いたい能力がある時に。
←五人目は「司教」。

 追加の金貨獲得に加え、最後の「将軍」の効果をかわすことができます。
大切な建物を破壊から守る能力です。

←六人目は「商人」。
建物によるボーナスに加え、1枚金貨を多く貰える金満の権化。盗賊に狙われやすくなること請け合いです。
←七人目は「建築家」。
 建物を補充&一斉建築ができるキャラクター。一気に勝利条件を満たせる可能性を秘めていますが、それ故に狙われやすいキャラでもあります。
←八人目は「将軍」。
 追加金貨とともに、建物を破壊できる唯一の存在。コストが掛かるので乱発はできませんが、独走を阻止できます。


 手番順が後半になるほど強力な効果を持ちますが、先に行動されてしまう不利も発生します。

 この8枚のキャラクターの中から、プレイヤーは順番に1人を選んで抜き取っていきます。
 前のプレイヤーからカードを渡された人には「あ、○○のカードがない!」と分かるので、誰かが何かをしようとしていることが推理できます。
例えば「暗殺者」が抜けていたら、誰かを殺しに掛かってくるのは確定なので、狙われにくいキャラクターを選び、被害を受けないようにした方がいいかを悩む……といった選択肢が追加されます。

 建物カードは建てるのに必要な金貨=勝利点となっており、特殊な効果を持つものがあります。
 黄、青、緑、赤の色がついた建物はそれぞれ王様、司教、商人、将軍で追加ボーナスがありますが、そればかり狙うと暗殺や盗賊の被害が大きくなってしまうでしょう。

 相手が何をしようとしているのかが半ば透けて見えるために、自分が勝利するためには何手先を読んで行動すればよいのか。
 思考を巡らせて相手と競いたい人にはもってこいな内容となっています。

 何も考えずにプレイする人では決して勝てない化かし合いの戦場を皆さんも是非体験していただけるといいでしょう。

早速、人を集めてデモプレイをやってみたいと思います!

(次回に続く)

twitter

遊宝洞公式twitter

QRコード

QRコード

最近の記事

月別

カテゴリ

遊宝洞 商品ページ

伝説のかけら
仮面舞踏会
妖精奇譚
幻影奇譚
ヴァルキリー・ストライク