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遊宝洞商品 ゲーム紹介「ヴァルキリーストライク 追加モンスターができるまで その1」

2015年9月11日
 これまで紹介してきました「ヴァルキリーストライク」の追加モンスター。

 実際にはどのように作成が進められていったのか。
 できるだけ当時の会話を再現することで、皆様にもその片鱗を体感していただけたらと思います。


…………………………


〜4月初頭〜


広木社長「M川君、お疲れ!」

M川「社長、お疲れ様です。どうかなさいましたか?」

広木社長「いや、そろそろゲームマーケットの季節だろう?」

M川「……ああ、そうですね。日頃の業務に掛かり切りで失念しておりました。今年は5月5日開催なんですね」

広木社長「そうなんだ。そこで、前々から温めていた『ヴァルキリーストライク』の追加モンスターを配布しようと思っていてね。今、会議で承認を取って来たんだ」

M川「なるほど。それはとても良いことですね。『フェンリル』以来新しいネタがなく、昨年は盛り上がりに欠けましたから」


広木社長「ついては新しいモンスターを4体追加して、『フェンリル』を加えての5枚セットで配布しようと思うんだ!」 



M川、カレンダーに目をやる。間違いなく今は4月初頭。ゲームマーケットは5月5日開催。



M川「あの、社長。やる気を出されるのは結構ですが、スケジュールという概念をお持ちでらっしゃいますか? そもそも何のモンスターを作るのかイラスト発注すらしていませんよ?」

広木社長「大丈夫! MDC本舗さんならこのスケジュールでもやってくれるよ! だからウチらも頑張ろう!」

M川「……まぁ、そこはお願いしてみるとして…確かに『フェンリル』作成時にテストしたモンスターのデータもありますから、1〜2体はごく僅かな調整で済みますが、残りは完全新規で作り直さないとですよ?」

広木社長「1日に1体テストを終える心持ちでいれば大丈夫だよ!」

M川「えっと……あの、修正とかは?」

広木社長「1から『ヴァルキリーストライク』をやってるウチらなら、大幅な作り直しを繰り返すことはないだろう?」
(編注:広木社長とM川はヴァルキリーストライクの初期からの中心制作メンバーです)

M川「……分かりました。とりあえず『フェンリル』作成時のデータをサルベージして、すぐにテストプレイに移せる準備を進めましょう。こうなっては1日も無駄にできませんから」

広木社長「よろしく〜♪」




〜数時間後〜




M川「社長。こちらが拾い上げたデータです。すぐにでもテストプレイに移ることができます」

広木社長「おう、お疲れ! ……ん? 『フェンリル』作った時には見たことがないデータがいくつも混じってるみたいだけど、これ何?

M川「ああ、それは自分が今数時間のうちに練り上げました。テストを行なえば、そのうち何体かは使えるようになるでしょう」

広木社長「M川君、やればできるじゃん♪」

…………………………………



 誤解のないように申し上げておきますが、遊宝洞の通常業務は、こんな無茶苦茶な作り方をしておりません。
 たまたま過去からの蓄積があり、たまたまシステムを1から作成した2人が担当し、ちょっと社長が決断するのが遅かったために起こった奇跡です。

(編注:良い子どころか更新担当Kも真似できませんししたくありません)


 結果は皆さんご存知の通り、やっとこリリースにこぎつけるのですが……他の裏話は機会がありましたらお話させていただきますね。

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