遊宝洞

ボードゲーム ゲーム紹介「村の人生」

2015年2月6日
 いやぁ、人生っていろいろですよね。

 ……いきなり「疲れているな」と心配してくださった皆様、お気遣いありがとうございます。
 いやまぁ、でも実際自分の人生を振り返るとここまで運の値の高さだけで乗り切ってきた感がすごいですし、隣にいる同僚とは出身地も生き方も彼女の有無も異なる訳です。
 一個一個をクローズアップして語っていくと一生分の時間があっても足りなくなってしまうこと必至なので私の筆力では「いろいろ」とまとめざるを得ません。
 そういう意味では、この「いろいろ」には宇宙にも匹敵する(以下略)


 さて、今回ご紹介するのはひとつの村で繰り広げられる様々な「人生」をテーマにしたこの作品です。
←パッケージがこちら。
 プレイヤーはある村を開拓した一族の長となって村を発展させていきます。

 ゲーム内には時間の概念が存在し、一定時間が経つと「他界」を余儀なくされますが、村の発展に貢献した者は広く記録に残り、家族の「名声」を高めてくれます。
 この「名声」を最も多く集めることがプレイヤーの目的となっています。
←こちらがゲームの舞台となる「村」の全景です。
 様々な場所が描かれています。

 プレイヤーは家族が住む農場ボードと、家族コマを受け取ります。
 家族コマには1〜4の世代がマークされており、最初は1世代の4人しか扱うことができません。
←家族が生まれる事で、第2世代以降の家族コマが使用できるようになります。

 また、農場ボードの周りに描かれている砂時計は家族の「寿命」を表しており、1周するごとに最も古い世代の家族から「他界」していきます。
 わずか10コマですが、されど10コマ。どのように生きるかは様々です。



 プレイヤーは村の様々な場所を訪れることで多彩な行動を行うことができます。
 各アクションスペースにはターンの初めに決められた個数の小さなマーカーが置かれます。アクションを行う際は、そのアクションスペースにあるマーカーを獲得します。
基本的にマーカーが無くなったアクションはそのターン行えなくなるので、原則早い者勝ちです。
←こちらは「穀物の収穫」アクションです。
 このアクションでは穀物の袋を受け取れます。  

 その後、「仕事」アクションで風車を選択すれば、穀物を、様々な場面で使えるコインに変換できます。
 この他にも「仕事」では家族の誰かが専業で働くようになれば生活を助ける様々な物品を手に入れることができます。
←こちらが「仕事」アクションの数々。
 仕事はコストを払うか、もしくは仕事場に家族コマを置いて専業で働くか、2つの方法で報酬を受け取れます。
 「仕事」で生産した物品は「市場」で売ることが可能です。選んだプレイヤーだけでなく、他のプレイヤーも参加できるので、売れる品はいつでも抱えておきたいところです。
←市場はこちら。
 客コマにはその客が欲しい品物と、その報酬となる「名声」が描かれています。
 客が欲しがる品物を販売する事で獲得して「名声」を得ることができます。

 「家族を増やす」アクションポイントに向かうと家族を増やすことができます。
 最初の4人だけでは同時にできることが限られてしまいますので、産めよ増やせよは家族の繁栄には欠かせません。
←画像中央付近の紫色のスペースが「家族を増やす」アクションです。

 家族が増えたら「仕事」以外にも村の外の「旅行」で見聞を広めたり、「評議会」で発言力を増強したりできます。
 「教会」で神に仕えることでも「名声」を得ることができます。
←こちらが旅行。
 旅に出て見聞を広める事で、「名声」を獲得できます。
←こちらが村の評議会です。
 発言力を高めて「名声」を得るとともに、色々な恩恵を得られます。
←こちらが教会。
 入信し信心を高めることで、毎ターン終了時とゲーム終了時に「名声」が得られます。
 
 これらの様々な行動を行っていくのですが、先述のとおり各行動ごとに「時間」が経過し、一定時間経過するとその一族の年寄りから「他界」します。
 偉大な功績を遺した村人が「他界」すると「村の年代記」に記録されます。
←村に貢献した人は「他界」した後に村の年代史に刻まれ、「名声」を得られます。
 
 「村の年代記」に自分の家族が何人記されているかで「名声」が獲得できます。
しかし、「先人」が記されていくので、後から「他界」した場合、記録に残れない場合があります。
 長生きばかりしていてもよいわけではありません。太く短くの「人生」にも大きな意義があります。

ゲームはこの「村の年代記」か「墓地」のスペースがすべて埋まったら終了となり、「名声」点の清算が行われます。

 ……と、ここまでざっと紹介をしてみましたが、実のところここではまだゲームの表層しかお伝えできておりません。
 プレイヤー間の駆け引きを含めたゲームの醍醐味を紹介するには、この場では足りないのです。

 何より人間の血の通ったプレイじゃないと、「村の人生」に色艶を与えることは不可能。

 一見牧歌的な村での出来事に見えるこのゲームが、いかにドロドロとした展開をはらんでいるのか。
 リプレイにてその片鱗をお楽しみください。


(次回に続く)

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