遊宝洞

ボードゲーム リプレイ「村の人生」(前編)

2015年2月13日
 とある村での一族の栄光への軌跡とドロドロとしたした人生模様が体験できるこのゲーム。
 今回はこの4人でプレイをしてみたいと思います(紹介は手番順です)。


 N尾シェフ……参加者の中では最も多くのプレイ経験を持つ。2回くらい他のプレイヤーよりプレイ回数が多い。

 匠のF田……洗練された計算を元に、奇想天外な戦術に打って出る。意外と博打好きなのだろうか。

 管理人K藤……インストプレイでは勝利をもぎ取った。今回も連勝を目指す。

 フードファイターK島……なかなか死なない不死の一族を操る。ゲーム的には損な行動なのだが、気にしない。
 

最初の配置をランダムで決め、N尾シェフからスタート。
 「村の人生」では、各行動を行う際に、行動を示す箇所に置かれた「影響キューブ」を取得します。
 「影響キューブ」は各行動のコストとしても使用するため、どの色をいくつ集めていくかも重要な要素なのですが……ブログで細かくお伝えすると大混乱必至なので、細かいところは端折りつつ、各人の動きを追っていきましょう。

 初手となったN尾シェフはまず事務所に勤めに出て巻物を作成。その巻物を持って評議会に政治家を送り込み、スタートプレイヤーの確保と、その後の出世による政治特権を狙っていきます。
←こちらが評議会。
 権力があれば真面目に仕事するよりも楽にアイテムなどを獲得できます。
 これに対して反応したのはK島さん。こちらも巻物を手に評議会に殴り込みを掛けます。

フードファイターK島「この村の政治をN尾一族だけに任せるわけにはいかないのでな」

 序盤から、この2人による政治競争の激化は避けられない空気となりながら、K藤さんとF田さんは家族を増やしながら穀物を地道にため込む堅実な庶民プレイ。特にK藤さんは厩舎へ就職と鋤の購入で小麦の増産体制に拍車を掛けます。

 いきなりプレイスタイルが二分した形になりましたが、K島さんはさらに教会にも一族を送り込み、宗教からも自らの権力拡大を目指します。  
←こちらが教会。
 送り込まれた人数に応じて名誉点を得ることができます。
この横暴には、K藤さんが立ちふさがります。

管理人K藤「待ちたまえ。俗にまみれた君の一族が神に仕えるなど、おこがましい。今回のミサには私も参加させていただきましょう」

 教会での影響力を上手く増やすことでインストプレイを制したK藤さんは今回も教会での権力掌握を勝利への基盤としたようです。
 穀物の増産に汗を流したのも、教会での出世には穀物を捧げねばならないからであり、決して1農民としての人生を選択した訳ではないのです。

 しかし、この教会占拠計画を急ぐあまりに、K藤さんの農場にて初の死者が。


匠のF田「ふ、何もせずに寿命を全うしてしまったようだな」

管理人K藤「いやいや、ちゃんと神への供物を生み出しました。彼の名は永久に村の歴史に残るでしょう」


 複数の行動に手を伸ばし、名誉点を重ねるのがこのゲームでの勝利の鉄則。最初に政治に手を伸ばしたN尾は1人「旅行」に旅立つことを選択。インストプレイで果たした「世界一周」を再び目指します。
←N尾さんの一族は、見識を深めるために村の外へと旅立ちます。
N尾シェフ「ふっふっふ、ウチの一族は冒険一家。早速旅立たせよう。ただし、最初の1人目は村の入り口を出たところで寿命が尽きる運命だがな……」


 時間を要する行動により、寿命が尽きてしまうのは人間の宿命。
 あらゆるジャンルの開拓者として天寿を全うした人物は村の「年代記」に記録されます。
←こちらが村の年代記。
 記される人数には限りがありますので、なるべく効率よく寿命を全うして頂く必要があります。
 どうせ死ぬなら偉大な人物として適切に死に、一族の名を村に刻むのも勝利の為には重要な行動となります。
 果たして先達の意思を継ぎ、世界一周を果たすことは出来るのでしょうか?


 もちろん、名誉点を狙っているのは伏して物を生産し続けるF田さんも同じ。F田さんは「市場」を重視し、他のプレイヤーが出世だ旅行だで品物を消耗する中、「市場」を開催。自分だけ商品を売り抜け、名誉点を稼ぎます。  
←市場。
 ここで物品を裁くには計画的な生産が欠かせません。
匠のF田「あれ? 皆さん売るものがないんですか? 仕方ありませんね。では、自分だけ商売をさせてもらいましょう」

 序盤から、プレイスタイルにハッキリとした差が出始めた形になりましたが、ここで最初のターンが終了。
 ターン終了時に行われるミサが開始されます。


 ミサは教会へと赴いた人間の中から神々の洗礼を受けられる僧侶を選定する儀式。4人分のコマを黒い袋の中からランダムに選び出します。  
 ハズレとなる黒いコマが4つ入っているので、いつまでも選ばれない……なんてこともあり得ます。
 どのプレイヤーのものでもないハズレコマも混ざっているので、自分の一族が選ばれるかは運によるところが大きいのですが……実はこの洗礼にはルールブックに明記された裏ワザが。


管理人K藤「では、厳正なる抽選ではありますが私は袋の中を覗きながら洗礼者を選ばせていただきましょう


 実は仕事などで得られるコインを使用することで、ランダムではなく任意で洗礼を受けるコマを選択できるのです。
 神聖なる神のしもべとはなんだったのか。
 それはともかく、K藤さんは見事に教会に自分の一族を送り込みます。


管理人K藤「厳正なる抽選で選ばれるとは、我々の一族は神に愛されていると言えますなあ(棒読み)」


 リアルラックで選定されたK島さんのコマも登場する中、増産していた穀物を捧げて出世を果たせるのはK藤さんのみ。
 教会で得られる最初の名誉点はK藤さんの物になります。
←ターン終了時の教会の様子。
 一番位が高い一族のプレイヤーが名誉点を得られますので、このターンはK藤さんが名誉点を獲得します。
 続くターンではN尾シェフ、K島さんが次々と評議会で出世を重ね、激しい覇権競争を繰り広げます。

N尾シェフ「こちらは先達の意思を継いで旅行に出ないといけない。政治特権で馬車をもらおうか」

 外の世界への夢を決してあきらめないN尾シェフ一族。若い世代が第1世代の夢を継ぎ、未知なる町へと旅立ちます。  
←先代の意志を継ぎ、旅立つN尾一族(第二世代)。
 他の各人も第1ターンの自身の手をさらに強化していきます。
穀物を増やしつつ、教会へ一族を送り込み出世を狙うK藤さんに、商品を生産し続けるF田さん、政治と教会を同時に掌握しようとするK島さん。
 

 熱い戦いを書いていたら大分紙面オーバーしていたので、一旦次回に続きます!

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