遊宝洞

ボードゲーム リプレイ「村の人生」(後編)

2015年2月20日
前回までのあらすじ〜

「村の人生」なんていうから牧歌的な平和ゲームかと思いきや、その中身は水面下での謀略が繰り広げられる、おどろおどろしい権力闘争ゲームであった。

 こんなゲームをやっていてはプレイヤーの心が荒みきってしまう……。そんな心配をする筆者だったが、プレイヤー達はそもそもこの程度の修羅場には慣れっこの荒みきった精神の持ち主なので、平然と他人の足を引っ張るのであった。

 そろそろゲームエンド気になってくる時間帯。村の年代記がすべて他界したコマで埋まるか、墓地が5つコマで埋まればゲーム終了となるのですが、恐ろしいことに教会での死者が未だゼロ。
 いかに洗礼を受けるまでは時間経過と無縁の世界にいるとはいえ、通常で考えれば絶対ヤバい何かをやっている魔窟としか考えられませんが、そこは神の思召しということでスルーしましょう。ええ、全力で。


 最終局面はすべてのプレイヤーが自身の戦略を全うし、1点でも名誉点を稼ぐために心血を注ぎます。  N尾シェフは残り2か所となった旅行記を完結させるため、政治力で馬車を調達。K藤さんとK島さんはコインを稼いでは政治力で名誉点を得ていきます。
←N尾一族、世界一周まであと一歩!
←一方その頃、他の3人の一族は汚い権力争いを繰り広げていた。

 F田さんは先にN尾さんに「市場」を開催されるも、しっかり馬&穀物を捌き、最高得点を確保。各人が「井戸」までを使い込み、最後の最後まで争った結果、N尾シェフの冒険者が世界一周を果たすと同時に天寿を全う!
 墓地に葬られてゲーム終了と相成りました。
 最後のミサでも袖の下は横行し、最終的な教会はとっても気持ち悪い絵面に。

←完全に魑魅魍魎の巣。


 何かの怨念が結晶したかのような感じですが、そんな中で注目の、各人の得点結果は以下のようになりました!

1位 N尾シェフ 63点

N尾シェフ「常に向上を怠らず、外の技術を村へと持ち帰った我が一族の功績が正当に評価されるのは喜ばしいことですな」

「旅行」による世界一周と年代記で最高の名誉点を稼ぎだしたのが大きく響く。教会にこそ手を出してはいないが、評議会では三傑として力を振るい、バランスよく名誉点を稼げたことが大きいだろう。


2位 管理人K藤 60点

管理人K藤「教会での多数派工作を邪魔されたのは痛かったですね。私達の方がより賄賂を……いや、信仰を怠らなかったというのに」

最も大きい得点源は「教会」と「評議会」ですが「旅行」や「年代記」でもしたたかに得点を重ね、総合力で2位に食い込みました。



3位 フードファイターK島 59点

フードファイターK島「我々の一族の長大な寿命が仇となっただと? ふ、人は生き延びてこそなのだよ。死の向こうには何も存在はしないのだからな」

運にも支えられ、「教会」での大量点を獲得し、ゲーム中も徹底したコイン→名誉点の変換戦略を貫いたK島さん。作戦自体は上手くいきましたが、彼の一族はほとんど死ぬ事がなく、生ける伝説として村に君臨し続けたため、「年代記」に名を残せず、K藤さんの逆転を許す形となりました。


4位 匠のF田 54点

匠のF田「僅かばかりに及ばなかったか。しかし、市場を独占したのは明らかに私の一族だ。未来永劫、村の発展に寄与していくだろうよ」

「市場」による名誉点をガメるという大胆な戦略を取ったF田さん。最終的な点数は他に一歩及ばずではありましたが、「市場」だけで実に45点を獲得した豪商として、村の人々の間で語り継がれていくことでしょう。



 というわけで、今回のリプレイ村はこのような感じになりました。皆さんがプレイする時はどの様な村の人生が刻まれるのでしょうか?

 願わくばこの村よりは健やかな感じにゲームが展開すると幸いです。はい。

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